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「赤色立体地図」がグッドデザイン賞を受賞しました

美しさと機能性、情報の正確な表現に高い評価を得ました。

当社千葉達朗発明の「赤色立体地図」が、2014年のグッドデザイン賞を受賞しました。

 

グッドデザイン賞は、豊かさと持続可能性に満ちた生活と産業そして社会の実現を目指し、グッドデザイン賞の理念に基づいた公正な審査をおこない、賞賛すべき優れたデザインを選び、広く推奨する公益財団法人日本デザイン振興会が主催する制度です。

 

この地図のうちRRIM10及びRRIM50の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)、数値標高モデル(DEM)10mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第278号)

 

  

 【評価委員のコメント】

 

 まるで絵画のように美しい地図である。
 しかしこの美しさは、これまでにない機能性を兼ね合わせている。
 これまで地図から地面の高低差や細やかな凹凸を読み取るのは難しい事であった。
 航空写真では樹木に覆われて地面が見えず、等高線でも山と谷の判別を間違えてしまう事がある。
 しかしこの赤色立体地図は、地形を独自のアプローチによる面の陰影で表現し、どの方向から見ても、

 高さがはっきりと認識できるのである。
 しかもこれまで見る事の出来なかった、細やかな凹凸が、手に取るように可視化される。
 今後も防災から古墳調査、観光情報まで、幅広く活用される事であろう。
 見えているようで見えていなかった情報を正確に表現し、社会の中で幅広く機能させている点が評価

 された。

 


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