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【記者発表】奈良県高取城の赤色立体地図

奈良県立橿原考古学研究所とアジア航測株式会社は「奈良県高取城の赤色立体地図」を発表しました。

2009年日本考古学において初めて航空レーザ計測により陵墓の測量を実施した際、この計測による山城の測量への有効性も指摘した結果、山城でも実施されるようになりました。しかし、大規模な山城では使用されていませんでした。

今回の発表では、高取城の3次元計測から城郭を構成する新たな郭や堀切り等の施設の確認と共に、以前から知られている古写真や「高取城CG再現プロジェクト」作成の高取城のCGを赤色立体地図に組み込むことによって、城郭の諸施設が立体感をもつことが判りました。

 

詳しい内容は、下記の資料をご覧ください。

 

■記者発表資料 (2015年7月8日)

  ・奈良県高取城の赤色立体地図(pdf・273 KB)

  ・別紙(pdf・900 KB)

 

この成果は、奈良県立橿原考古学研究所とアジア航測株式会社の共同研究によるものです。

 

高取城赤色立体地図と新規の遺構の可能性のある場所(ドット箇所)

 

古写真を合成した赤色立体地図

 

奈良県高取城の赤色立体地図

奈良産業大学(現奈良学園大学)によりCG 再現された高取城天守および太鼓櫓を合成した赤色立体地図


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