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東京大学における社会連携講座『復興デザイン研究体』の開設とオープニングセミナー開催のご案内

アジア航測株式会社は、復建調査設計株式会社と共同で、2014年4月1日から3年間、東京大学内に社会連携講座『復興デザイン研究体(Urban Redesign Studies Unit)』を開設しました。

このたび、開設を記念し復興デザイン研究体オープニングセミナー『事前復興から考える中国地方の新たな国土・都市・地域デザイン』を平成26年7月29日(火)に開催することになりました。本セミナーでは、当研究体の概要と各地の研究事例の紹介に加え、中国地区を中心とした次世代型の地域デザインを題材に意見交換を行います。みなさま奮ってご参加ください。

 

開催日時:平成26年7月29日(火)13:30~17:00

開催場所:メルパルク広島6階『平成3』(広島市中区基町6-36)

※詳しくはこちらの案内をご覧ください。

復興デザイン研究体オープニングセミナー(0.8MB)

 

【復興デザイン研究体の設立目的】

2050年に向けて世界人口が30億人急増し、日本の国内人口が3000万人減少する中、エネルギー不足・食糧問題・頻発災害といった問題が日本の都市社会に壊滅的なダメージを与える可能性があります。こうした問題の解決にあたっては、工学的要素技術をバラバラに取り扱う従前の手法ではなく、都市社会技術として包括的に結び付けた問題解決手法を確立しなければなりません。そこで、国際競争力を有するモビリティ、材料、エネルギーといったわが国の工学技術を核としながら工学以外の様々な分野と連携した上で、都市・地域・コミュニティ・国土レベルで展開可能な新たな都市社会モデルを構築し、そのモデルを日本のみならずアジア諸都市へも展開するべく、復興デザイン研究体は開設されました。

 

【体制】

中心スタッフ

東京大学 社会基盤学専攻 羽藤英二 教授(交通計画/モビリティ)

     社会基盤学専攻 田島芳満 教授(海岸工学)

     都市工学専攻  窪田亜矢 教授(都市デザイン)

     建築学専攻   大月敏雄 教授(建築計画/コミュニティ論)

     国際協力学専攻 本田利器 教授(構造力学/確率解析)

     社会基盤学専攻 Mohammad Asad Hussain 助教 (海岸工学)

     建築学専攻   井本佐保里 助教 (建築学)

 

【活動】

本研究体では、互いに連携し合う4つの研究テーマにより、実践と理論構築の循環を目指します。

 

1. 都市・地域・基盤デザインの実践研究

ž   地域コミュニティ再生学(高齢化社会の復興に対応可能なコミュニティエンジニアリングの構築)

ž   国土・都市・地域デザインと経営戦略(次世代インフラ研究、国土・都市・地域ビジョン研究)など

2. データエンジニアリング研究

ž   防災・減災のトータルデザイン(マイクロシミュレーション等を用いた防災都市計画研究)

ž   マルチハザードを想定した情報プラットフォーム(平時と災害時のための次世代モビリティと防災DB研究)など

3. スタジオ型実践研究

ž   事前復興の制度設計、東北復興実践活動の推進

4. アジア国際戦略研究

ž   アジア次世代インフラデザイン、国際都市比較研究

 

                                                                            


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