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SAFで2度目の運航 セスナ式208型JA11AJ ユーグレナ社「サステオ」初の継続利用

2022年6月23日、当社は株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲 充、以下「ユーグレナ社」)の製造・販売するバイオジェット燃料(以下「SAF」)「サステオ」を使用して2度目のフライトを行いました。


今回使用した機材は当社が保有・運航するセスナ式208型(登録番号JA11AJ)で、航空測量業界では最も利用されている固定翼の計測機です。


今回のフライトで使用したユーグレナ社のSAF「サステオ」は、原料に使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)由来の油脂を使用し、ユーグレナ社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントのBICプロセスにて製造、ASTM D7566 Annex6規格に合致したものを既存石油系ジェット燃料と混合した、環境負荷の低い燃料です。ユーグレナ社のSAF「サステオ」は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、使用済みの食用油の原材料である植物も、微細藻類ユーグレナも、成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなり、カーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。


なお、今回供給された燃料は、ユーグレナ社が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業である「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」の採択を受けて製造したものです。


当社は、今後も継続的にSAFを使用する予定です。また、業界全体への広がりに向けて推進してまいります。


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<写真の説明>最上段)左から 給油作業、運航前点検、試運転  2段目)左から 試運転後確認、同、ブリーフィング、タッチアンドゴー開始  3段目)左から タッチアンドゴー1回目、2回目、着陸  最下段)左から 和歌山市上空へ離陸、着陸、機材回収

※タッチアンドゴー、和歌山市上空へのフライトに際して、いずれもブリーフィング、運航前点検、事後確認を行っています



■外部リンク

株式会社ユーグレナ https://euglena.jp

ユーグレナ社プレスリリース ユーグレナ社SAF「サステオ」継続利用の初事例アジア航測が自社単発機で2回目のSAF「サステオ」フライトを実施




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