NEWS

平成30年度「砂防学会賞」を受賞しました

砂防学会では、「砂防学会賞」として、平成6年度から「論文賞」、「論文奨励賞」を、平成17年度からは「技術賞」を設けて毎年表彰を行っています。

今年度は、当社国土保全技術部 SABO課の秋山怜子が、国立研究開発法人土木研究所へ出向中に研究成果をまとめた共著論文で「論文賞」を受賞しました。

授賞式は、2018年5月16日に開催された平成30年度(公社)砂防学会定時総会において、とり行われました。

 

【砂防学会賞 論文賞】

受賞者     秋山怜子(アジア航測株式会社)

対象論文 秋山怜子・木下篤彦・内田太郎・高原晃宙・石塚忠範  

「簡易な水文モデルを用いた崩壊発生時刻予測手法」 砂防学会誌,Vol.68,No.2,P.3-13

 

<アブストラクト>

これまで崩壊発生予測手法は、地下水流出モデルと安定計算に基づく数値計算手法と、いわゆるCLとして統計的に発生条件となる降雨条件を得る手法に分けて考えられてきた。本論文は、いくつかの条件の仮定と簡素化の上で、既にマニュアルとして整理されていた表層崩壊発生危険度評価手法(H-SLIDER法)に定常降雨時の地下水上昇モデルを組み合わせて崩壊発生限界雨量を設定し、逐次変化する降雨時の崩壊危険度を評価する手法を示すとともに、その適用性を考察したものである。

 


お問い合わせ
ページトップへ

オンライン商談はこちら