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東日本大震災における炊き出しボランティア【宮古市愛宕仮設団地(旧愛宕小学校)】

4月21日(日)、宮古市愛宕仮設団地(旧愛宕小学校)において、炊き出しボランティアを実施いたしました。 被災者の方々が仮設住宅で生活を初めて2年が経過しました。将来について(復興計画)住民の方々は未だに不安を残しています。このような中、ひと時でも幸せを感じていただけるように美味しい食事とコミニュケーションを楽しんでいただくイベントを実施しました。

炊き出し当日の天気は、あいにく全国的に雨、雪模様でした。盛岡市内は雨で山の上は雪景色でした。

宮古市内は桜満開の中、みぞれまじりの雨が降り、驚くくらいの寒さで体はガタガタ震えました。

 

今回は天候により、仮設住宅の集会所をお借りしての炊き出しとなりました。

おなじみの方や初めてお見かけする方など、たくさんの方が集まってくださいました。

メインの「手作り餃子」は、事前に包んで皮が固くなるより、包みたてのプリッとした餃子を食べていただきたい!ということで、その場で餃子のアンを、全員で手分けして包みました。

気が付くと、地元の方も一緒になって、ワイワイと話をしながらの作業となり、新鮮な気分を感じました。

 

その場で包んだ餃子と焼きそばは、出来上がった途端になくなっていきました。

「仕事帰りの家族に食べさせてあげたい!」とお持ち帰りされる方もたくさんいました。また、津軽漬けを提供したところ「数年ぶりの味だ!」と感嘆の声をあげる方もおりました。

焼き鳥は屋内での調理はできないため、寒空の下での提供にもかかわらず相変わらずの大人気でした!焼き立ての香りにつられて会場へお越しになった住民もいました。

今回は、いつもの炊き出しの雰囲気ではなく、地域住民との楽しい宴会気分になりました。

 

仮設住宅にお住いの方々は、「今でも多くの方々が炊き出しやボランティアで仮設住宅に訪問いただいており、その度に感謝の気持ちでいっぱいです。」と話されていました。

 復興への関わり方として、実際の被災地へ赴き、地元の方々と直接言葉を交わす。

私たちの活動はこれからもずっとそうありたいと考えています。

 

【炊き出しの様子】

雨の中 準備にとりかかります

焼き鳥テントの設営

仮設住宅の集会所をお借りしました

餃子の手包み開始

地元主婦の協力なサポートを得ました

寒空でも笑顔で焼き鳥の調理

大量の餃子に焼きそば

まだかな?地元の方々の熱視線

たくさん集会所に集まりました

みんなで賑やかに時を過ごします

地元の方々を交え、みんなで記念撮影

 


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