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<CSR活動>「東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区)」を実施しました

<CSR活動>「東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区)」を実施しました

 東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました多くの方々に心からお見舞い申し上げます。

 東日本大震災からちょうど半年が経った9月11日、アジア航測では、岩手県釜石市佐須(さす)地区において、炊き出しボランティアを実施いたしました。

 炊き出しは、当社盛岡支店社員およびグループ会社タックエンジニアリング社員、盛岡市の飲食店「男前厨房」との共催で、総勢11名の有志により、佐須地区の仮設団地集会場にて行いました。
 今回は「縁日の屋台でお祭りの雰囲気を楽しんでもらい、地域住民の方々が復興するための弾みにする」をコンセプトに、唐揚げ・焼き鳥・アメリカンドックを提供いたしました。
食材調達時にお世話になっているサンワミート様からは、アメリカンドックを無償で提供いただきました。ありがとうございました。

東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区) 佐須地区は釜石市内から車で30分以上、山を越えた場所で、住宅地から歩いてすぐ近くに漁港のある静かな場所です。
 この地区では明治・昭和三陸地震を教訓に多くの住宅を高台へ移されていたため、今回の震災でも住民全員が無事でした。
 震災時、津波により、海水は標高20m付近まで上がってきたそうです。

 当日は岩手県知事選・議会選の投票日でもありましたが、提供を始めた11時にはすでに行列ができていました。老若男女約50名の方がきてくださり、用意した食べ物・飲み物も13時頃には全て提供完了いたしました。
 皆さんがテントの周りに集まり、食べ飲む姿に、炊き出しを実施した当社社員たちも心温かい時間をいただきました。
 

 あっという間の2時間、皆さんが本当に心待ちにして下さっていたのがよくわかりました。
 この佐須地区は市内から車で30分以上もかかる場合にあるため、炊き出しで来られる方もほとんどないせいか、本当に喜んでいただきました。
 「震災以来、初めてお酒を口にした」と言って頬を赤くされている方もいらっしゃいました。

東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区) 震災直後に「佐須地区の住民は全員無事だ」と知らせたのでしょうか、集会場の地面には白チョークで「全員無事」の文字が未だに残されており、見ていて胸が熱くなりました。
 住民の方々は皆一様に明るく、励まされました。

 釜石を後にし、市内に入ったところでサイレン音。14時46分。
 3月11日のあの日、生活は一変しましたが
 変わらないのは、父さん達の穏やかさと、母さん達の強さのような気がします。
 

 これからも、笑顔絶やさない地元の方々からたくさんの勇気と教えをいただきながら活動を続けたいと思います。

 社員一同、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。


【炊き出しの様子】
東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区) 東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区)
東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区) 東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区)
東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区) 東日本大震災における炊き出しボランティア(岩手県釜石市佐須地区)

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