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　アジア航測株式会社は、2024年2月26日に創立70周年を迎えました。これもひとえに、皆さまの変わらぬご支援の賜物です。創立から70年にわたり当社を支えてくださったすべての皆さまへ、改めまして心より深く感謝と御礼を申し上げます。

　70年前、戦後の国土復興を志し、空から地上を測る「航空測量」という当時では新しかった技術で会社を興したのが当社の始まりです。

　その後は「航空測量」を基盤に、空間情報データを収集・解析、コンサルティングまで一貫して行う事で、国土保全やインフラマネジメントの事業を通じて、様々な社会課題の解決と持続可能な社会の構築に貢献してきました。

　今私たちは、今後の10年を見据え「長期ビジョン2033」を策定し、「空間情報技術で社会をつなぎ、地球の未来を創造する」をミッションステートメントに掲げています。先人から紡いできた技術や事業を基盤に、過去と現在、未来をつなぐ地理空間情報を核として、常に技術の深化や探究により新たな価値の創造に挑戦し続け、複雑化する社会課題に誠実に向き合い解決するエンジニアリング企業として認められるように、安全・安心で持続可能な社会の構築に貢献し続けるという決意を宣言しています。

　これからも、創立当初から培ってきた技術を研鑽しながら挑戦を続けてまいりますので、今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

　代表取締役社長　

■国立国会図書館へ寄贈しました

　70周年を迎えた当日、当社創成期に多大な支援をいただいた、津島 壽一氏に関連する当社の所蔵品計58点を憲政資料として国立国会図書館へ寄贈しました。海外駐在財務官など国際金融官僚、大蔵大臣、防衛庁長官などを歴任した津島氏の文書や写真など、貴重な資料となりうるものです。