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宮古技術所開設 宮古市脱炭素地域づくり加速へ

2023年5月10日、岩手県宮古市内に宮古技術所を開設しました

この事務所は、宮古市脱炭素地域づくり協議会事務局を兼ねており、2022年11月に環境省より選定された宮古市の「脱炭素先行地域」へのとりくみを加速するための拠点になります。


脱炭素地域づくり協議会は、宮古市の「広域合併したまちの脱炭素地域づくり ~宮古市版シュタットベルケから始まる地域内経済の好循環の拡大を目指して~」事業を推進するため、2023年3月に設立されました。これに先んじて、宮古市と企業が協力し、2013年に宮古市スマートコミュニティ推進協議会を設立して検討を続け、宮古発電合同会社や宮古新電力株式会社、宮古エコカーシェアリング(株)を設立するなど、災害に強いまちづくり、再生可能エネルギーの地産地消実現を進めてきました。


そのような中で、ドイツのシュタットベルケを研究し、地域内経済循環のしくみや市民啓発、市民が脱炭素に関するサービスを賢く選択できるようにアドバイスする手法などを学んできました。


当技術所も、主方針として、宮古市における地域脱炭素への貢献はもとより、特に、宮古市民に対するサービス向上と地域内経済循環への貢献を掲げています。具体的には、今後進むことが想定される脱炭素に関するさまざまなサービスに関わるほか、地域全体の脱炭素の進捗の見える化を考えています。

また、この技術所新設に際し、宮古市の人材を採用し、将来的に核となる人材を育成するとともに、地域企業や協議会メンバーなどとのシナジー創出を企図しています。


さらに中長期的には、東北沿岸地域の脱炭素化の中心地となるべく、活動を続けていく所存です。


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