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最新の双発航空機を導入 日本初登録「JA81AJ」
長距離かつ低速での巡航可能なビーチクラフトキングエアC90GTx 多様化するニーズに応える
アジア航測株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小川紀一朗、以下、「当社」)は、最新機種の双発タービン(ターボプロップ)エンジンの航空機を導入しました。本機ビーチクラフトキングエアの最新機種C90GTxは、日本初登録となります。
当社は、自社で保有する6機の航空機を用い、空間情報の取得から、国土保全・社会基盤分野での空間情報の活用提案まで、一貫したサービスを行っています。創業年の1954年12月から自社で航空機を保有し、 1956年からは自社で運航も行っています。これまで、計測手法の多様化や環境負荷削減などに対応して、航空機の追加導入や入れ替えを行ってきました。今回の機体で15機目となります。
新たに導入する機体 C90GTxは、ビーチクラフト「キングエア」シリーズとして1983年製造開始以降、安全面、性能に改良を重ね、最新の技術を統合した最新機種です。 2018年11月28日付で「JA81AJ」として日本新規登録を行いました。
「JA81AJ」は、低翼ターボプロップ双発機で、セスナ式208型などの小型単発機と比べ、巡航速度が速く、かつ低速での巡航も可能で、機体姿勢の安定性に優れています。これまでもターボプロップ双発機を保有する航空測量会社は当社だけであり、高速で長距離を運航できるガルフストリームコマンダー式695型(JA860A)は、東日本大震災でも、被災翌日に航空写真撮影を行うことができました。
近年、地震や水害、土砂災害など、大規模災害が頻発しており、発災時の迅速な現地把握や、事前防災、改良復旧など、当社の貢献すべき範囲は広がっています。今後も当社は、新技術・新機材を用いて、多様化する安全・安心のための社会のニーズに応えていきたいと考えております。
なお、 「JA81AJ」の運航開始は2019年5月を予定しています。
プレスリリース資料(PDF・924KB)
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