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「平成12年(2000年)鳥取県西部地震」災害状況(2000年10月6日)
鳥取県西部地震 |
2000年10月6日、鳥取県西部地方を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、境港では震度6弱を記録しました。この地震により、家屋の倒壊・地盤の液状化・斜面崩壊などの災害が発生しました。 |
■垂直写真にみる被害状況 高度1580~2080m 縮尺1:10,000 |
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写真-1 |
竹内団地(鳥取県境港市)の液状化 境港市北部の美保湾を埋め立てて造成された竹内団地では、広い範囲で液状化が発生した。 C3-4786 |
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竹内埠頭の液状化 竹内埠頭(竹内団地北岸)の背後のコンクリート上にみえる灰色の部分は、液状化による噴砂の堆積した箇所である。 C3-4786部分拡大 |
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埋め立て地での液状化 竹内団地内南部の未利用地では、広い範囲で液状化が発生、噴砂で覆いつくされている。 C3-4786部分拡大 |
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鳥取県日野町溝口地区での斜面崩壊 日野町溝口地区では、強い地震動によって花崗岩の岩盤斜面崩壊が発生した。この崩壊により、斜面下部に停車していた軽自動車を岩塊が直撃した(写真右側が北方向)。 C9-4851,C9-4852拡大 |
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写真-3 |
鳥取県日野町下黒坂地区での斜面崩壊 日野町下黒坂地区では、日野川両岸で斜面崩壊が発生し、JR伯備線と国道180号が被災した(写真左側が北方向)。 C13-5003,C9-5004拡大 |
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写真-4 |
島根県西伯町上中谷地区を通る国道180号 島根県西伯町上中谷地区。左右に伸びる国道180号のやや上側に、直線状の小崖が認められる。崖に沿う小崩壊もあり、鳥取県西部地震の地震断層である可能性がある。この付近は、地質調査所の現地調査によって、路面上に変位地形が確認された場所である。断層の変位量が小さいこともあり空中写真での判読は難しい。 C15-5049,C15-5050拡大 |
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写真-5 |
鳥取県日野町榎地区の被害状況 被害が大きかった日野町榎地区では、ブルーシートで覆われている屋根が目立つ。また、地震時に巻い上がった砂ぼこりをかぶっている屋根が多いのも特徴的である。写真上部の日野川沿いには、段丘崖で発生した斜面崩壊が見られる。 C12-4960拡大 |
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空中写真標定図 赤線が県境、黄色線が市町村境、写真撮影位置が黒丸。そのうち、青丸で示したのが、このページで紹介した空中写真である。 基図として国土地理院発行の1/2.5万地形図を使用した。図幅名は以下の通り(境港、美保関、揖屋、米子、淀江、母里、伯耆溝口、井尻、江尾、印画、根雨、上石見、千屋実) |
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