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【地域環境保全活動】「かわさき里山コラボ事業」第1回目活動を実施(6/7)

2025/06/20

2025年6月7日、当社は「真福寺谷特別緑地保全地区」において環境保全活動を実施しました。


この活動は、2025年2月に川崎市と締結した「里山保全管理活動に関する協定」により、市有の特別緑地保全地区について、生物多様性保全を図り、市民活動における良好な環境の確保に寄与することを目的として、当社が土地の保全管理を行うものです。


活動開始前の昨年11月16日、プレ活動を行い、この里山を3つにゾーニングしました。

【尾根部】 コナラなどの落葉広葉樹が主体でアズマネザサも繁茂するが貴重種のタマノカンアオイも多い

【北側斜面部】 斜面下部にヤマユリ、ホトトギス、ムラサキシキブなどの草花を確認できる

【南側斜面部】 シラカシなどの常緑樹が優先しアズマネザサが繁茂する

その後、川崎市と当社は階段などの施設整備について協議を行い、既述のとおり、2025年2月5日に通称「かわさき里山コラボ事業」の協定を締結しました。


当初、初回の活動は2025年5月10日を計画していましたが、荒天のため、約1カ月延期となっていました。


④集合写真 のコピー


当日は川崎市、アカシア自治会のみなさまのご協力を得ながら、16名が参加しました。

アカシア自治会のみなさまには南東部の入り口付近に残ったアズマネザサの刈り取りを中心に手伝っていただきました。

当社の職員は3つのゾーンに分かれて斜面のササ刈りと日当たりの支障となる低木の間伐を実施しました。


なお、3つのゾーンでは、それぞれササ刈りをする区域とそのまま残す区域を設定し、ササを刈って日当たりが良くなることで、植生にどのような変化が見られるか実験フィールドとして活用します。その結果は、今後の活動で報告する予定です。


梅雨に入る前の暑い日の活動でしたが、こまめに水分を補給することで、無事に活動を終えることができました。

まだ、内部に立ち入って観察することはできませんが、将来的には地域の方々も立ち入って、植物や野鳥などを散策できるように整備していきたいと思います。


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写真左から) 活動開始前のKYミーティング、北側斜面のササ刈りと伐採、アカシア自治会のみなさま



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