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広島県立広島高等学校とのコラボレーション授業を実施
2025/06/09
~オープンデータを活用した3D都市モデルの作成方法を学ぶ~
2025年5月30日、当社は、広島県立広島高等学校(以下、広島高校)で「3D都市モデル作成」に関するコラボレーション授業を実施しました。
本授業は、空間情報技術センター 東日本空間情報部 東日本空間情報一課が実施したもので、中学生1名を含む生徒28名、教員2名、教育実習生1名の、計31名が参加しました。
このなかで生徒たちは、基盤地図情報や点群データ等のオープンデータを活用して、3D都市モデルの作成方法を学び、実際に、建築物の外周線と航空レーザの点群データをもとに建物の3Dモデルを作成しました。
この体験を通じて、地理空間情報データへの理解と関心を深めてもらうことができました。
広島高校は「高い知性」「豊かな感性」「強い意志」を校訓に掲げ、幅広く深い教養と高い知性を培うことを教育目標としています。
また、2024年の国土交通省主催【PLATEAU AWARD 2024】では、情報部の学生が「PLATEAUを利用したコミュニケーション・情報共通ツールの作成」で審査員特別賞を受賞し、PLATEAUなどの3Dモデルの利活用に関する学びをさらに深めています。
*写真は学校および本人の許可を得て掲載しています。
授業に参加した生徒からは、「3Dモデルを自分で作れるのが楽しい」との声が多く寄せられました。
また、「点群データ」の存在を初めて知り、航空レーザから3Dモデル作成に至る理論を理解できたことに感動した生徒もいました。
生徒たちの興味関心は高まり、「早くソフトウェアの操作を上手になりたい」「次回が楽しみ」との意欲的な意見も多く、非常に有意義な授業となりました。
また、澄川校長先生からは、「我々ではできない生徒の興味関心を深める機会が得られたので、本当にありがたい」とお言葉を頂戴いたしました。
今後も、学生による広島高校周辺の3Dモデル作成に向けて、当社は同校とのコラボレーション授業を継続していく所存です。
当社は、未来を担う若い世代の学びに、引き続き積極的に協力してまいります。