NEWS
三重県藤原町土石流災害(2002年7月17日)
2002年7月23日作成 ver.1.0 |
2002年7月17日、低気圧による大雨で三重県藤原町で土石流が発生しました。大部分の土砂は砂防ダムによって食い止められ、住民の人的な被害はありませんでしたが、一部の建物に被害がありました。ここでは、7月18日に上空から撮影した斜写真を紹介いたします。 |
■7月18日斜空中写真 | ||
写真-1 西之貝戸(にしのがいと)川と5基の砂防ダム 完成していた5基の砂防ダムが土石流を食い止めた様子がよく判る。 左支川のダムは未満砂であるが、本川の4基のダムは全て満砂となった。写真下部に見えるのは、大貝戸(おおがいと)地区の民家。1999年8月と9月の土石流の際には、砂防ダムが1基しかなく、土砂は民家から約100mの地点に達した。 |
||
写真-2 西之貝戸川と5基の砂防ダム 上流部のダムほど、より粗粒な堆積物を塞き止めているのが見られる。写真下部に見えるのは、大貝戸(おおがいと)地区の民家。 最上流部の砂防ダムは、土石流のために一部が変形している。 |
||
写真-3 小滝川と2基の砂防ダム 上流側の砂防ダムには鋼製のスリットが見える。巨礫や流木が捕捉されている。下流のダムは現在副ダムを工事中。 |
||
写真-4 小滝川と2基の砂防ダム 写真の左端にみえるのは、坂本(さかもと)地区の民家。この写真上では住宅の被害は確認できない。 |
■標定図 | |
図-1 標定図 斜写真の撮影範囲を示す。 基図として、国土地理院発行の1/2.5万地形図「篠立」「竜ヶ岳」を使用した。 |
■ 本ページについて |
このページでは、弊社による自主撮影結果を掲載しております。現在の状況把握や今後の防災対応等の資料としてご活用いただき、現地の復旧にお役に立てれば幸いです。 本ページで紹介している画像は、撮影した斜め空中写真の一部を、サイズを縮小して掲載しています。斜め空中写真のオリジナル画像やデータに関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。 【お問い合わせ先】 ■報道関係の方はこちらへ アジア航測株式会社 経営企画部 TEL:044-969-7290 ■行政・研究機関・企業のお客様ははこちらへ アジア航測株式会社 営業統括部 |
■ 当ページ掲載写真の二次利用について |
下記の要領で、災害写真の使用許諾申請書をFAX、郵便、または電子メールにてお送りください。
※弊社ホームページ掲載画像以外の高解像度データまたは焼き増しした写真をご提供する場合は別料金となります。 【送付先】 アジア航測株式会社 営業統括部(災害写真担当) |
■ 著作権について |
本ページで公開している文書および画像の著作権は、下記を除き、すべてアジア航測株式会社に帰属します。 本ページで得られた情報について許可なく、転載、販売、出版、公開をしないでください。 |
■ 免責事項について |
弊社では、本ページの作成にあたり、細心の注意を払い正確な情報提供を心がけておりますが、 その内容の正確性・妥当性については一切責任を負いません。掲載されている情報の内容が 明らかに間違っている場合は、訂正・削除致しますので上記までご連絡ください。 |