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ユニテン大学と「マレーシアにおける送変電設備の保全高度化に向けたFS調査 」実施協力で合意
2025/07/10
令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業で
当社の参画する共同企業体(以下、本JV)は、マレーシア国Universiti Tenaga Nasional(以下、ユニテン大学)とマレーシアの送変電設備の保全高度化に向けた検討を協力して進めていくことで合意しました。
本JVは、令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金「マレーシアにおける送変電設備の保全高度化に向けたFS調査※1 (以下、本FS調査)」実施のため、当社が幹事となり、株式会社インターリージョンおよび株式会社ビジョンテックとともに結成したものです。
2025年6月19日、本JVはユニテン大学エネルギー・インフラストラクチャー研究所へ表敬訪問し、サハリ学長を含む研究者の方々と面談を行いました。続いて、ユニテン大学と本FS調査のキックオフ会議を開催し、本FS調査の目的やスケジュール、今後のビジネス展開について情報を共有しました。
なお、ユニテン大学は、2010年から5年間、本JVメンバーであるビジョンテック社が参加したSATREPS ※2プロジェクト(マレーシアにおける地すべり災害および水害の被災軽減に関する研究)のカウンターパートとして活動した経緯があり、リモートセンシングやGISを活用して、災害地域の自然・社会環境情報の収集、解析、整備を行い、さらに洪水流出の数値解析モデルの開発にも取り組んできた実績があります。
※1 実現可能性調査 ※2 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム
本FS調査においては、ユニテン大学と本JVが密に連携し、両者が持つリモートセンシング技術などの専門的な知識を活かして、マレーシアの送変電設備の保全高度化に向けた検討を進めてまいります。
本FS調査は引き続き航空/ドローンLiDAR技術を活用した送変電設備保全技術を用いて、マレーシアの送変電設備の保全技術の高度化に日本企業が関われるよう、業務を推進していきます。