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《次世代育成支援活動》FIRST LEGO League世界大会(マカオ)に出場する子どもたちが「海の地図」を勉強しに来ました

2025/07/01

2025年6月18日、FIRST LEGO League(以下、「FLL」)世界大会(マカオ)に出場する子どもたちが当社を訪問し、航空レーザ測探機(Airborne Laser Bathymetry、以下「ALB」)で取得したデータから作成する「海の地図」について学びました。


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この子どもたちは、新百合ヶ丘にあるロボット教室Crefusで知り合った小学2年生から5年生の4名です。彼らはチーム「オーシャンレゴフォース」を結成し、6歳から10歳の子どもたちがロボット工学・プログラミング・チームワークを学ぶことを目的とする「FIRST LEGO League(FLL)Explore」に参加しています。


その大会の2024-2025シーズンテーマ『SUBMERGED(海洋探査)』で、みごと全国大会で好成績を残し、8月にマカオで開催される世界大会に日本代表として参加することが決定しました。

研究テーマは、「プラスチックごみから海の魚を守る」。LEGOを用いて、①海面の自動ごみ回収装置、②深さごとに魚が安心して過ごせるゾーン別シェルター、③自動海底掃除ロボットと海上までのベルトコンベア、④自動ろ過装置と海水を海に戻す装置モデルを制作しました。


彼らの探究心は尽きることなく、「海の地図」を作っている当社に勉強しにやってきました。


まず、制作したモデルの一部を組み立ててモーターで動かし、タブレットで音を出しながら説明をしてくれました。


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当社からは社会基盤システム開発センターマリンイノベーション推進室の高柳と後藤が、子どもたちの質問に答えながら、海の地図を説明しました。深い海は船から音波で計測しますが、浅い海は飛行機から緑色のレーザ光線で計測すること、数年前まで浅い海の地図がなかったことを説明しました。

次に小型の汎用レーザ測距器で実際に壁や天井までの距離を測りました。


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ALBのデータから作った海の地図は、昔の川の痕跡がわかることもあります。また、魚が集まりやすい海底地形の特徴を説明して、地図を見ながらどこに集まりやすいかをみんなで考えました。


続いて、釣りの最中に根掛かりしたルアーや釣り糸を回収する活動をしている方との対談動画を見てもらい、海のごみの回収作業の大変さを知ってもらいました。

最後に赤青眼鏡で立体に見える航空写真を見てもらって終了です。2時間弱でしたが、あっという間に過ぎました。

8月の世界大会での活躍も期待しています。


当社はこれからも、次代を担う子供たちの活躍を応援してまいります。



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