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コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を設立
‐コア技術である空間情報技術を基軸にスタートアップ企業と共創し、 社会課題の解決を推進する‐
当社は、スタートアップ投資を通じたオープンイノベーションによる新規事業開発の強化を目的とし、2024年12月1日付でコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を設立します。
当社は1954年の創立以来、国土の保全や社会インフラにかかわる様々な課題に対し、「測る技術」を基軸とした事業により解決策を提供し続けてきました。しかし昨今、直面する社会課題はより複雑化していることに加えて、気候変動に伴う自然災害の激甚化やエネルギー問題など、より高度なリスクや課題への対応を求められています。このような社会環境の変化をうけ、当社はこれまでも様々なパートナーとのオープンイノベーションに取り組んできました。今回の取り組みは、この活動を更に加速し、革新的なアイデアの取り入れやスピード感のある事業開発を進めるために、スタートアップ企業との共創に向けた投資制度及び専門チームの設置、投資予算枠の設定を行うものです。
当社CVCは、コア技術である空間情報技術を基盤とし、①気候変動に伴う自然災害の激甚化への対応、②脱炭素・カーボンニュートラルの実現、③空間情報技術の深化(新たなセンシング手法の追求)の3つのテーマを柱に、主に戦略リターン(事業シナジー)の獲得を目指します。
なお、今回の取り組みは、2023年10月にスタートした長期ビジョン2033「空間情報技術で社会をつなぎ、地球の未来を創造する」に掲げる事業戦略を推進する施策のひとつであり、その第1フェーズである中期経営計画2026の新規事業戦略の位置付けとなります。
当社は今後も、サステナブルな社会の実現のため、様々なパートナーとのオープンイノベーションに取り組み、社会課題の解決に向けた事業活動を推進してまいります。
■関連リンク
・アジア航測グループ 長期ビジョン2033・中期経営計画2026
https://www.ajiko.co.jp/ir/ir01.html