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日本地球惑星科学連合2024年大会(JpGU2024)発表報告

5月26日から31日までの6日間、千葉県の幕張メッセ国際展示場において、日本地球惑星科学連合2024年大会(JpGU2024)が開催され、当社は、以下に示す5件のポスター発表を行いました。

 

①火山噴火時を想定したUAVによる自動巡回・自動撮影・自動抽出の検討(招待講演)

②令和6年能登半島地震で生じた地盤変動とその特徴-地震前後の航空レーザ測量データを用いた解析-(国土交通省北陸地方整備局との連名)

③令和6年能登半島地震による能登半島沿岸部の地震時隆起量(北陸電力株式会社、金沢大学、ナチュラルコンサルタント株式会社との連名)

④高密度電気探査による地下構造に基づいた水蒸気噴火の給源火口候補の検証(神奈川県温泉地学研究所、有限会社ネオサイエンスとの連名)

⑤3Dプリンターを活用した海底地形と陸上地形の連続性を考える教材の開発(慶應義塾大学、平塚市博物館、北翔大学との連名)

 

特に、②令和6年能登半島地震で生じた地盤変動とその特徴-地震前後の航空レーザ測量データを用いた解析-では、元日の能登半島地震における地盤変動を可視化し、学術的にも貴重なデータが取得されたことから注目を集め、ポスター発表は大変盛況でした。

 

写真1_ポスター発表 のコピー


また、ポスター発表とは別に、火山噴火のメカニズム研究や火山防災のための取り組みとして、発泡ウレタンと粉体を使用した火山噴火のモデル実験も行い、こちらも大変好評でした。


写真2_噴火実験 のコピー

 

この大会には、大学などの研究機関、官公庁、民間企業の方々に加え、多くの学生の皆さんも参加されていました。

このような場を通して、様々な機関・企業の方々と交流を図ることができ、また次世代を担う若い方々にも当社技術に興味を持ってもらういい機会になったかと思います。今後も、社会の要請に応えるべく、技術開発・技術研鑽を進め、社会に貢献し続けていきます。

 



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