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生産性向上・品質向上のための生成AI「αGeAI」の活用開始

 アジア航測株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 畠山 仁、以下「当社」)は、社内の生産性向上と品質向上のため、アジア航測版生成AIサービス「αGeAI(アルファ・ジーイー・エーアイ)」の利用を2024年4月より開始しました。活用する生成AIサービスは日本マイクロソフト株式会社のAzure OpenAI Service※1を基盤としており、独自のセキュリティ対策を施しています。また、ユーザインターフェースには株式会社KMSが提供するリソースAI※2を採用し、当社社員の誰もが特別な研修をせずとも生成AIを利用できる環境を提供しています。

 

生成AI活用の目的と用途

 急速に進化を遂げている生成AIは、生産性向上と品質向上、そして技術革新につながる画期的なツールです。当社では、このような新しい技術を積極的に取り入れて事業を推進しています。「αGeAI」を利活用することで、今まで一人一人の社員が行っていた作業を革新的に効率化すると同時に、品質向上を図ることができます。さらに、効率化によって生まれた時間を『新たな価値』を提供するための活動、知的生産性を向上させるための活動に充て、長期ビジョンと中期経営計画で定めた業績目標の達成に向け、全社一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

 

■構築環境と仕様

 社内の情報資産を活用するために、日本マイクロソフト株式会社のAzure OpenAI Serviceを用いたシステムを構築し、社内ネットワークからのみアクセスができる、セキュリティ性の高い生成AIの利用環境を構築しています。現時点ではテキスト生成系AIによるやりとりを中心に利用していますが、DB(データベース)に蓄積させた社内文書のもと、プロンプト(指示内容)に応じて必要な文書や添付資料を抽出し適切な回答を生成できる機能も有しており、段階的にその機能を開放する予定です。

一方で、生成AIの利用においては、個人情報、コンプライアンス、フェイク情報など、注意しなくてはならない事項があるのも事実です。当社では「生成AI利用ガイドライン」を作成し、全社へ周知するなど運用体制の整備を行いました。


■今後の展開

 当社では「αGeAI」の安全で効率的な社内活用を推進しています。現時点では、生成AIをより多くの社員が体験し、各自の業務の効率化と品質向上のためにどのように活用できるのか習得段階ですが、導入までの試行段階から現在までに、プログラミングや文章の生成・添削・要約などに有効であることがわかっています。今後は、各社員が習得したナレッジを全社的に共有する取り組みを実施し、社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速してまいります。

 

 なお、本リリースはアジア航測版生成AIサービス「αGeAI」を活用しています。

 

※1 Azure OpenAI Service:Microsoft Azure のクラウド基盤上で利用可能な先進的なAIサービスです。一般的な言語を理解し、文法や意味を把握した上で自動的に文章を作成する革新的な技術を採用しています。

「Azure OpenAI Service」Webサイト:

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service

※2 リソースAIは、株式会社KMSがUI/UXに特化した企業専用のChatGPT環境を提供するサービスです。AIという複雑なテクノロジーの「わからない」部分を解消し、誰でも簡単で気軽に活用できる身近なAIサービスを提供されています。

「リソースAI」Webサイト:https://resource-ai.cloudheart.jp/

 

※ αGeAIは商標登録出願中です。


※ Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※ その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以 上



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