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2017年7月のイチオシ

 

赤色立体地図がESRIのマップブックに掲載され全世界の方に愛されています


毎年6月から7月のこの時期に、アメリカ西海岸にあるサンディエゴで、ArcGISを販売しているESRIはユーザーカンファレンスを開催しています。

今年は7月9日(エグゼクティブ会議を含む)から14日まで、全世界から16,000人以上ものGIS関係者が集まって盛大に行われました。


アジア航測からも副社長の河村を団長として総勢11名を送り出しています。

この中で13日に弊社東北公共コンサルタント課の寺澤弘陽が、「GIS for Disaster Management」セッションで発表を行いました。

発表テーマは、「GIS supports the restoration of the nuclear disaster in Fukushima」で、福島県における原子力災害の復興支援にGISを活用した事例をとりまとめたものです。聴衆の多くの方々がスライドを撮影するなど、発表テーマに対する注目度の高さが窺えました。


一方、カンファレンス会場でひときわ目立つのがマップギャラリーです。

全世界から地図名人たちが腕によりをかけた傑作品を広い会場で披露して自慢しあうイベントです。

昨年、弊社千葉達朗は気合を入れて赤色立体地図を4枚張り出したところ、瞬く間に人だかりができて、大人気となりました。

そのおかげもあって、今年は参加者全員に配布されるマップブックに有珠山の赤色立体地図が掲載されました。また、ESRIの”Map We Love” (http://www.esri.com/products/maps-we-love/red-relief)というサイトにも掲載中で、最大1ピクセルまでズームできるため、全世界の方々に感動していただいています。この赤色立体地図の良さを、ESRI社のArcGISを通じて全世界の人々に愛されていただきたいと思っています。


このような企画を推進していただいているESRI社ならびにESRI Japan社の方々に深く御礼申しあげるとともに、心から敬意を表したいと思います。


なお、今年のマップギャラリーでは千葉本人のいつもの締め切り破りのため、肝心の赤色立体地図は張り出していただけなかったようです。

赤色立体地図を期待して来られた全世界の方々に深くお詫び申しあげます。