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2005/01/24

「2004年スマトラ島沖地震」津波災害(2004年12月26日)

 「2004年スマトラ島沖地震」津波災害

(2005年1月24日作成25日更新 ver.1.6)

2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震では、津波によってインド洋周辺の各国で甚大な被害が発生しました。現在、津波被害の状況把握が緊急課題となっております。Digital Globe社の高解像度衛星画像は、解像度が約60cmと高いために、津波被害の状況が非常によくわかります。しかしながら、発生前の画像がない場合の被害抽出は、大きな課題でした。

ここでは、新しく開発した技術に基づいて、発生後の画像のみからの被害地域抽出を試みましたのでその一例を紹介します。
また、コメントは暫定的なもので、更新することがあります。

2004年12月26日スマトラ沖地震にともなう津波災害

ムラボでの被害(アチェ州・スマトラ島北部)   

Meulaboh (ムラボ)位置図

DIgitalGlobe社ホームページの津波被害特集ページよりhttp://www.digitalglobe.com/

左の発生前画像:2004年5月18日撮影

右の発生後画像:2005年1月7日撮影

背景画像:(c) 2005 DigitalGlobe

Digital Globe社の オリジナル画像上に
被害状況を示す色を重ねて示しました。

 

赤色 変化大きい
オレンジ色 変化小さい

[変化後の画像のみから被害状況を把握するメリット]

経時変化の抽出は、一般に変化前と変化後の画像を比較する ことで得られます。しかし変化前の画像が必ずしも存在する とは限りません。また、変化前の画像を探す手間が不要にな るため、発災後早期に被害把握を行うことが可能となります。

[被害把握手法]

瓦礫によって特徴づけられる倒壊建物を4種類の特徴で定義し、それに類似した情報をもった画素を抽出します。今回は、1995年兵庫県南部地震による倒壊建物をモデルとして、建物被害地域の抽出を試みました。なお、海の部分はあらかじめマスクしました。

[被害抽出結果]

地震ないし津波によって被害を受けた建物地域、および津波 によって流失した樹木等の地域を抽出しています。

※被害抽出手法

津波発生前の画像との比較ではなく、発生後の画像のみを用いた被害抽出を行いました。この手法は、防災科学技術研究所地震防災フロンティア研究センター災害情報システムチームと、アジア航測株式会社との共同研究によるものです。

 ■関連リンク

独立行政法人 防災科学技術研究所

地震防災フロンティア研究センター

災害情報システムチーム

http://www.edm.bosai.go.jp/team2/pamph2_j.html

千葉大学工学部

都市環境システム学科

山崎研究室

http://ares.tu.chiba-u.jp/index.htm

日立ソフト

スマトラ沖地震による津波被害関連アーカイブ画像情報

http://hgiis.com/sumatra/sumatra_earthquake_jp.html
Digital Globe
http://www.digitalglobe.com/

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