Geo File開発とGeo Media導入
平成6年(1994) から、地図データとファイリングデータを関連づけて検索できる「ラスター地図情報システム(A-RPS、通称アルプス)」を開発。平成9年(1997)にはWindows版にバージョンアップし、「ジオファイル(Geo File) 」と命名しました。このシステムは地形図、調書・図面の双方向からも、任意のファイリング情報からも検索ができ、誰でも簡単に操作できました。また、調書・図面の一元管理からマルチメディア、ネットワークでの高度な管理まで柔軟に対応できるといった特徴を有していました。
平成9年(1997)8月、アメリカのインターグラフ社が、次世代GIS ソフト「Geo Media」を発売しました。発売に際して当社が日本語化を担当したことや、価格が安いこと、Windowsベースで利用できる最初のGIS アプリケーションであったことなどから、「Geo Media」を当社のGISの主要エンジンとして採用しました。

販促パンフレット

アプリケーションパッケージ
デジタル画像生産システム導入
平成7年(1995) 5 月、「デジタル画像生産システム」を構築しました。これにより、デジタル画像の生産とスピーディーな画像処理が可能となりました。
その後、このシステムを基盤として「デジタル画像ファイリングシステム」を開発しました。写真画像に加えて地図情報、地番、道路、家屋といった属性データも一緒に入力しておくことで、必要に応じて検索・表示できるシステムでした。
デジタル図化機の開発
デジタル図化機「図化名人」
デジタル画像から図化をするデジタル図化機が世に出てきましたが、 1,000万円以上の設備投資を必要としました。そこで当社は自社開発に取り組み、「図化名人」を社内生産ツールとして完成させました。操作が容易で、DEM (標高データ)も自動生成することができ、三次元編集機能も有しました。


簡単に三次元計測ができる「計測名人」
デジタルカメラの画像から簡単に対象物を計測する三次元計測システム「計測名人」(ADIMS:Asia Digital Image Measurement System) を、平成9年(1997) に開発しました。

販促パンフレット

相互評定の自動化画面