アジア航測のあゆみ
YEAR2016

AI技術の発展と当社における取り組み

技術
事業
写真:AIを用いた航空レーザ点群の自動分類技術
AIを用いた航空レーザ点群の自動分類技術

現在のAI(人工知能)ブームは、2012年にコンピュータによる物体認識の精度を競う国際コンテストILSVRC2012において、AlexNetと呼ばれるCNN(Convolutional Neural Network:畳み込みニューラルネットワーク)が圧倒的な精度を達成、優勝して以来続いています。2023年に登場したGPT-4(チャットボットの一種)は人レベルの言語理解、生成能力を持つに至り、これまでの仕事の仕方を一変させる状況となっています。当社では2016年より名城大学と共同研究をスタートさせ、深層学習と赤色立体地図を用いた航空レーザデータのフィルタリング手法の開発(2021年に特許取得)を行いました。その後、政府によるDX推進の取り組みを背景に、デジタルツインを構築するための要素技術の1つとして、AIを用いた各種点群の自動分類技術の開発がスタートしました。このような状況の中、2020年にAI研究室が発足し、航空レーザ、道路MMS、デジタルオルソの生産構造改革の取り組みのほか、超解像、Transformer、NeRFといった最新技術の導入に取り組んでいます。



写真:AIを用いた航空写真の超解像技術(左:元画像、右:超解像後)
AIを用いた航空写真の超解像技術(左:元画像、右:超解像後)
BACK TO INDEX