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由比地すべり対策大久保地区道路整備工事でUAVによる出来形測量を試行

国土交通省富士砂防事務所発注「平成27年度由比大久保地区道路整備工事」においてi-Construction実証を行います。

i-Constructionは、建設工事における測量、設計・施工計画、施工、検査の一連の工程において3次元データなどを活用し、建設現場の生産性向上を目指す国土交通省が推進する新たな取り組みです。

 

国土交通省富士砂防事務所が発注し木内建設株式会社が実施する由比地すべり対策「平成27年度由比大久保地区道路整備工事」において、昨年3月、UAV(ドローン)撮影による起工測量の実証を行いました。

この現場は、約50度の急斜面で狭隘な地形であるため、従来の地形測量では作業に困難が生じました。

そのため、工事着手前にUAV撮影を行い、3次元化したデータ取得して、測量作業員の安全確保や測量精度による土量算定などの成果実証をしました。


今回は、i-Constructionにおける検査の省力化のための課題整理を行います。

具体的には、ドローン等による3次元測量を活用した検査により、出来形の書類が不要となり、検査項目が半減できますが、その際の建設業界におけるICTの課題整理を試行的に行います。

また、由比地すべり地の防災上における形状変化やその対応としての情報利用ができることから、上空映像と3次元データの蓄積を提案します。

 

当社は、UAV測量で協力しています。

 

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1.日時:平成29年2月17日(金)10:00~12:00
2.場所:静岡市清水区西倉沢地先標高約120m急斜面


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