鹿角地すべり・水蒸気爆発・土石流 合同現地調査の写真から (1997年6月13日作成) 1997年5月23日から25日にかけて、秋田大学教育学部林信太郎助教授と、鹿角地すべりに関する合同調査を行った。また、 1997年5月30日から31日にかけて、地盤工学会と自然災害学会の、鹿角地すべりに関する合同現地調査に参加した。ここでは、その調査の際に撮影された写真の中から、代表的なものを3枚追加紹介する。これらの写真のコメントの詳細については、作成中の報告書に記載予定である。
1997年5月23日から25日にかけて、秋田大学教育学部林信太郎助教授と、鹿角地すべりに関する合同調査を行った。また、 1997年5月30日から31日にかけて、地盤工学会と自然災害学会の、鹿角地すべりに関する合同現地調査に参加した。ここでは、その調査の際に撮影された写真の中から、代表的なものを3枚追加紹介する。これらの写真のコメントの詳細については、作成中の報告書に記載予定である。
写真のタイトル
解説
側方滑落崖にみられる斜め擦痕(5/25)
写真-5の左側の状況。ほぼ平面で、横ずれ活断層の断層面と呼びたくなる。ストリエーションは、やや下に凸の曲線を描いており、極めて長いストロークを持つ。
赤川でみられる、flow-Aとflow-Bの関係(5/24)
flow-Aは岩屑流的な流れ、ジェットコースターのように進む。flow-Bは曲線的な流れ、ボブスレーのようにカーブで乗り上げながら進む。この部分はカーブの内側なので、flow-Bのレベルは低い。
段丘化したflow-Aの泥質堆積物中にみられるガスボンベ(5/24)
プロパンガスボンベは、立ったままの状態で運ばれたのらしい。flow-Aは、乱流ではないようである。これは、浮沈子型の比重計として使えるかもしれない。