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4年目の復興へ 

~ 未来・現在・過去のすべてをたいせつに ~

   

 

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東日本大震災からこの3月11日で丸3年を迎えます。


住宅再建やまちづくり、さらには除染にたいへん時間がかかっていますが、アジア航測としても、引き続き復興のために尽力しているところです。


震災より3年の節目にあたり、フロントラインにいる東北支社より、復興にかける思いが届きました。

 
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弊社は、震災発生直後から現在まで復興支援を実施しています。


未来・現在・過去を通じ、得意とする計測技術及び空間情報データベースを活用して、復興のため尽力してまいります。


さらに今後新たなエネルギー開発と災害に強いまちづくりに向けて、皆様と共に頑張っていきます。

 

 

<未来に向けて>

南東北(宮城・福島・山形)の将来に向けて ~除染~

将来・未来に向けて、南東北地区での除染作業を支援することにより、安全また安心な生活圏確保のお手伝いをしていきたいと考えています。


北東北(岩手・秋田・青森)の将来に向けて ~再生可能エネルギー~

福島県また宮城県を含む仙台市以北(北東北地域)は、全国でも電源開発立地のポテンシャルの高い地域であり、「再生可能エネルギー事業」の展開を推進し、クリーン代替エネルギー開発に寄与していきたいと考えています。

 
<現在おかれている東北地域の支援に向けて>

安心して住み続けられるまちづくり

まだまだ道半ばである太平洋沿岸復興事業を推進します。弊社は、震災直後から釜石市及び気仙沼市に新たな事業所を設置しました。まちづくり事業推進(区画整理事業・集団移転事業)を展開して、安全・安心・安定的に住み続けられるまちづくり事業に積極的に参画しています。

 
<過去の経験を未来に伝える>

震災遺構デジタルデータ保存

弊社は、震災遺構の3次元映像による釜石市鵜住居地区防災センターの記録保存事業(「釜石市鵜住居地区防災センター映像保存事業」)に携わっています。この事業では、MMSなどのレーザ計測器を用い、建物の内部や外観ならびに周囲の被災状況などの3次元デジタルデータを取得・保存しています。将来的に釜石市では、取得した3次元データを活用し、防災教育などに役立てようと考えています。また弊社では、防災教育に向けた仮想空間構築を展開している東北大学学術総合博物館にも協力しているところです。


被災地モニタリング撮影・環境保全

環境保全という面では、「東日本大震災が沿岸地域の自然環境に及ぼした影響」(環境省自然環境局生物多様性センター)というパンフレットの制作に協力しています。

また、2013年8月からは、東日本大震災により被災した地域の自然環境を中心とした再生状況をモニタリングし、復興事業や自然再生事業、学術研究など多くの分野で活用していただくことを目的に、空中写真撮影による被災地モニタリングを始めました。このデータは、東日本大震災後の、特に津波の影響により形状が大きく変化した国指定鳥獣保護区特別保護区の蒲生干潟や井土浦において、保護区の管理・保全を行う上での貴重な基盤情報として委員会資料等に用いられるなど、研究機関等で活用されています。今後は、各市町村でも調査の推進を図っていきたいと考えています。


 

 

 

   

 本画像に使われている地図はCraftMAPを使用しています。

 
 
 
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