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被災地モニタリング


第1回被災地モニタリング(2013年8月)

2013年の撮影は、8月12日、8月13日、8月15日に実施し、計画していた16コース(撮影枚数386枚)の撮影を完了しました。

撮影エリアとモニタリングの目的


撮影エリア   モニタリングの目的
①山田湾

・津波による甚大な被害を受けた山田町の南部。織笠川河口を中心にモニタリングを行う。
・織笠川の河口は干潟、アマモ場が分布する。

②大槌湾

・被災前にあった鵜住居川河口の砂州は砂浜性の昆虫類の生息場として知られていた。
・津波により砂州が消失していることから、河口砂州の再生過程をモニタリングする。

③廣田湾

・津波により高田松原は消失。松原の再生経緯をモニタリングする。
・小友浦では津波により旧干拓地に干潟が再生された。この干潟を「自然再生の場」として残す計画が検討されていることから、その状況をモニタリングする。

④北上川 ・北上川河口部は、ヨシ原、河口砂州、池沼など豊かな湿地環境が形成されていたが、津波により消失した。
 また、北上川から長面浦にかけては一部新たな湿地環境が形成されたことから、この河口部のヨシ原、河口砂州の再生状況など湿地環境の変化をモニタリングする。
⑤松島湾

・各島嶼に小さな干拓地(農地)が多く、津波と地盤沈下により干潟となっているところが多い。島嶼群に再生した環境についてモニタリングする。

⑥仙台湾

・蒲生干潟、南蒲生、井土浦、広浦南、阿武隈川河口部・鳥の海を含むエリア。
・蒲生干潟、井土浦は国指定鳥獣保護区であり、環境の再生状況についてモニタリングする。
・平地部の津波被害と地盤沈下により、沿岸部の環境変化が大きい。これらの大きなインパクトを受けた
地域の環境遷移をモニタリングする。

・震災からの復興過程における環境の変化をモニタリングする。

データ仕様

・ 撮影方法:地上画素寸法10~20cm空中写真が撮影できる高度からオーバーラップ60%の垂直写真撮影を実施。
  垂直写真とする理由は、経年的な変化を定量的にモニタリングしていくため。
・ 画像種類:ナチュラルカラー、赤外カラー(Tiffデータ8bit)
・ 画像解像度:提供画像3840pixel*6912pixel (元画像 7680pixel*13824pixel)
 なお、このページで掲載している解像度は800pixel*1440pixelです。

データの活用について

画像データは一般公開し、関連する市町村や都道府県、国の事業、大学や研究機関等における研究に活用していただ
くことを考えています。共同研究、個人研究とも利用者を募集します。利用にあたっては、下記、「被災地モニタリングの
撮影画像の二次利用について」をご覧ください。

2013年8月

 
更新日:2013年9月19日    ver 1.00

・ 更新履歴
被災地モニタリング撮影画像の二次利用について
・ 著作権について

・ 免責事項

 

  

■空中写真撮影位置図 
空中写真撮影位置図

  撮影位置図A

 

  下記をクリックするとそのエリアの

  撮影位置が拡大されます。

 

  山田湾

 

  大槌湾

 

  廣田湾

   撮影位置図B


  北上川

 

 

    撮影位置図C

 

  松島湾

 

  仙台湾



■空中写真  2013年8月12日、8月13日、8月15日撮影
①山田湾

①山田湾

 この画像は撮影位置図Aの①山田湾のうち、赤丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。

 

織笠川河口は、津波による干潟やアマモ場への影響が想定

されることから、その影響や再生の状況を定点観測する。

②大槌湾

②大槌湾

 この画像は撮影位置図Aの②大槌湾のうち、赤丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。


鵜住居川河口の砂州は、津波により消失した。この消失した

砂州の再生過程や干潟地形の変化状況を定点観測する。

③廣田

 この画像は撮影位置図Aの③廣田湾のうち、赤丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと

 

高田松原は奇跡の一本松を残し流失し、砂丘自体も消失

した。

この防潮林の再生を周辺の土地利用の変化を含めて定点

観測する。

④北上川 (その1)

④北上川 (その1)

 この画像は撮影位置図Bの④北上川のうち、赤丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。

 

北上川河口部のこのあたりには、ヨシ原が形成されていた。

津波によりヨシ原が消失し、河川に沿った水田が海水を

かぶったが、一部新たな湿地環境が形成された

ことから湿地環境の変化とヨシ原の再生状況を定点観測する。

④北上川 (その2)

④北上川 (その2)

 この画像は撮影位置図Bの④北上川のうち、青丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。

 

北上川河口部のこのあたりには、ヨシ原が形成されていた。

津波によりヨシ原が消失し、河川に沿った水田が海水を

かぶったが、一部新たな湿地環境が形成された

ことから湿地環境の変化とヨシ原の再生状況を定点観測する。

⑤松島湾

⑤松島湾

 この画像は撮影位置図Cの⑤松島湾のうち、赤丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。


各島嶼の海沿いには干拓地が多くあった。この部分が地盤

沈下により海につかり、干潟が再生しているところが多くみ

られる。
この新たに創出した環境や再生した干潟の変化について

定点観測する。

⑥仙台湾(その1)

⑥仙台湾(その1)

 この画像は撮影位置図Cの⑥仙台湾のうち、赤丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。


蒲生干潟は、七北田川河口にある潟湖干潟である。国指定

仙台海浜鳥獣保護区蒲生特別保護地区に指定されている。

東日本大震災に伴う津波により砂州が破壊されたため、被災

直後は海とつながり潟湖の形態ではなくなったが、その後に
砂州が再生されてきている。
モニタリングでは、砂州の再生状況を追跡しながら、それに
伴う干潟とその周辺の環境変化を記録していく。

⑥仙台湾(その2)

⑥仙台湾(その2)

 この画像は撮影位置図Cの⑥仙台湾のうち、青丸の場所

 他の写真は撮影位置図を参照のこと。


井土浦は、名取川河口部にある潟湖である。 国指定仙台海
浜鳥獣保護区井土浦特別保護地区に指定されている。

蒲生干潟同様、津波により砂州が破壊された。

 

 



■ 更新履歴

 

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