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マグマ貫入事件 
■西海岸の崩壊の状況
写真-1
六双根付近の崩壊
崩壊は、溶岩流と火砕岩の互層する外輪山構成層が侵食されてできた谷に挟まれた、尾根の部分に生じています。一般に尾根部は、地震の震動による崩壊が発生しやすいと言われています。
no.2-9
写真-2
六双根付近の崩壊土砂の状況  六双根付近の崩壊の直下では、海岸沿いの岩場の表面が白っぽく変色しています。6月27日に変色水の見られた地点に最も近いこのあたりにだけ目立つようです。この付近の海岸には、温泉が湧出していることが知られています(大鼻など)。no.2-9
写真-3
六双根付近の崩壊(ステレオ写真)
ステレオ写真では、崩壊部分に2枚の高角で北に傾く節理があることがわかります。周回道路の地割れとの関係は不明です。
no.2-9,11
写真-4
伊ケ谷付近の崩壊
伊ケ谷港におりていく道路と周回道路の交差点に面している家の裏側の海食崖で崩壊が発生しています。
no.2-16
■阿古付近の地割れの状況 
写真-5
阿古-今崎付近の地割れの分布状況(1)
現地調査をした秋田大学の林先生と地質調査所の川辺さんによれば、天草干場付近、露天風呂付近、その左の建物付近で確認されたとのことです。写真上では、角度が悪いのか未確認です。
no.3-7
写真-6
阿古-今崎付近の地割れの分布状況(2)
写真の左端にある道路を挟むように、両側に赤いパイロンが6個並んでおり、地割れの場所を示しています。
no.3-9
図-1
撮影位置図 *1
撮影は、7月2日の13時頃に行われました。海岸に沿って北から南へ飛行しながら、6×7センチのフィルムで斜め写真を撮影したものです。この図には、このページに掲載した写真の位置のみを示してあります。すべての写真をつなげると、切れ目のない海食崖の映像が得られます。
*1)位置図の背景には、国土地理院作成の1:25,000地形図「三宅島」の一部を使用しました

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