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「3Dレーダ技術を活用したバードストライク対策システム」の開発に着手しました

平成26年6月16日

 

アジア航測株式会社(以下、「弊社」)は、キーコム株式会社、株式会社エックス都市研究所と共同で、環境省が公募した「平成26年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に関して、「3Dレーダ技術を活用したバードストライク対策システムの開発・実証」を提案し、採択されました。

 

本技術開発・実証は、風車に接近する希少猛禽類等を高精度3Dレーダで捕捉し、種を識別するとともに衝突リスクを分析、リスク値が一定値を上回る場合に、風車の回転制御等を行うことによってバードストライクを回避するシステムを開発・実証しようとするものです。弊社は、このうちの種識別および衝突リスク評価システムの開発・実証等を行います。

開発・実証期間は平成26年度から平成28年度の3カ年を想定しています。

 

本技術開発・実証は、バードストライクに対する抜本的な環境保全技術を確立することにより、環境アセスメントの迅速化、生物多様性保全等に貢献しようとするものです。これらにより、風力発電の普及を促進し、CO2排出量削減のみならず我が国のエネルギーセキュリティの向上にもつながるものと考えています。また、キーコム株式会社では、これらの効果を最大化するためには、風力開発事業者や自然保護団体等の様々な方々の助言・協力等を得たいと考えています。

 

 


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